中国とキルギスタンの国境は標高3000mにある(と思う)Irkemshtam の谷にあります。2つあるのですがこっちの方が簡単に通れるし、南にあるのでウズベキスタンへ行くにはココが一番近道。
引っ越すのかと思うほど荷物を抱えた迫力のあるおばさん達と争いながら並びます。荷物コントロール(何を確かめているのか分からないけど)、パスポート、ビザを確かめて中国の境目まで10元でバスに乗って行きます。(お金残っていてよかった…)
もうココからはロシア語も通じます。
そしてバスから降ろされキルギスタン側からバスが来るのを待ちます。
中国の国境からキルギスタンの国境は7kmあります。歩いては行けないんだけど…
バスが来ない。
お昼になってしまった。
あるのはスーパーで買った菓子パンとメロン。
道のど真ん中でパンをモシャモシャ。
みんな荷物の上に座ったりして待っています。すると着いたドイツ人の団体がツアーのバスを使って私達全員国境まで連れて行ってくれると。
3往復ぐらいで行けました♪
国境に着いてもパスポートコントロールなど、なかなか進みません。
ちなみにこの旅行を始めて印象に残ったのは…
トイレ。
国によって本当に違うんですよ。
中国ではドアはほとんど閉めないんですよ。ってかドアがあるのが珍しい。で皆汚い…
キルギスタンではトイレはドアはあるけど、開けたら2人用。紙は横にあるゴミ箱に捨てる。紙って言っても新聞紙のちぎったのとか。私達はパリから持って行ったロールをいつも持ってトイレに行っています。
さてトイレはいいとして…
国に入れたのはいいけど、最初のホテルのありそうな町はここから85kmほど先。ヒッチハイクするトラックはお昼休みが終わらないと通らない… 2時間ほどメロンを食べながら待ちます。
待つ事30分で乗れたけどしょっちゅう止まったりして全然進まない。一時草原のど真ん中で一時間以上ほったらかしにされた。
運転手さん急に降りて反対側から来るトラックに乗ってどっか行ってしまった。ウチらは、ただ待つだけ。
でもすっごい景色は良くて。
しかし山道でボッコボコでもう飛んでばっかり。頭を天井にぶつけないように道路の状態をずっとチェックしていました。でも行きたい町にやっと着く事ができ手元にあった5$を渡し唯一のホテルへ。
85kmするのに6時間かかった…
ホテルは…ベットない、シャワーも無い。トイレは庭に。寒い!35℃から10℃ぐらいになってるし。
ご飯は…ホテルの横にある食卓で。
ウイグルと同じ文化の国民なのにロシアの存在がすっごい感じられます。ちょうどいたスロベキア人の男の子達にウォッカを頂きました。
お腹すいているけどどうもポテトチップやソーセージは欲しくなくパン、ナンとお茶だけで。
朝はまたヒッチハイク。バスに乗りたかったけど、一杯で、『あんたまだ入る気?』視線が何個も感じられたので仕方なくトラックを待つ事に。
死ぬかも…と思った山道。友達は真っ青でした。この下まで行きました。せめて死ぬなら苦しみたくないな… どうせなら親が簡単に遺体を引き取れる方法がいいな… などと考えた山道でした。(汗)
そして、やっとちゃんとした食事にありつけました!!
同じ『ラグメン』でもココはボルシチ味!パンはまずちぎってみんなに分けます。ココはパンもお茶もサービスも全部有料。これは美味しかった*
今回はタイヤがパンクしてまた草原のど真ん中で散歩…
夜Oshへ到着。でも街の入り口で降ろされ、暗いしどこへ行けば… 止まってくれたミニバスが親切にホテルまで連れて行ってくれました。お金も払わなかったけど、それで良かったのかな?
キルギスタンには後1日しかいないので朝起きてすぐ市場へ。
そしてどこへ行っても
あんまりグルメな国では…それとも観光客だとこれなのかな?でも行ったレストランでは誰も英語喋れなかったし、外人もいなかったからなー
次は大変だったウズベキスタン…
長かったけど……
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